私たちが生きている宇宙の可能性

こんにちは。久しぶりの投稿になりますね。読書は続けているのであしからず。

 

今回は宇宙についての記事です。みなさん宇宙はご存知ですか? 

馬鹿な質問かもしれませんが、実はこれが奥深いんです。ひとえに宇宙と言ってもその捉え方によって宇宙のイメージが全然変わってきます。 例えば私たちが日々通信機器で情報をやり取り出来ているのは人工衛星のお蔭ですよね。人工衛星の役割はその時々によって変わりますが、主な役割としは今申し上げたように地球上での人間の活動の水準を高く保つための道具としての人工衛星です。天気予報を作るためにはアメダスを、日本の上空写真のためにはグーグルアースを構成するためのジオアイⅠを、というふうに私たちが受けている恩恵のうちには結構人工衛星が関わっているのです。ちなみに地球の軌道を周回する人口天体のことを人工衛星と言いますが、それ以外の軌道を周回する人工学天体のことは宇宙探査機と呼んで区別します。ところで人工衛星は地球の重力と人工衛星の推進力が良いバランスで釣り合うことで地球の周りを常に周回できているわけなのですが、人工衛星は宇宙に浮かんでいるといっても何光年も遠くから見れば地球の表面をすべっているようにしか見えないわけで、人工衛星を中心とした宇宙はとても狭いのです。  では少し宇宙へのアプローチを変えてみましょう。例えば量子力学なんかはみなさんとは遠い存在と思われるかもしれませんが、取り扱う対象としてはとても身近なんです。量子力学は原子や分子、電子など、とても小さな粒から物事を考える学問なのですが、それがどう宇宙と関係あるのでしょうか。それについてはまず二重スリット実験について知ってみると分かりやすいかもしれません。

【誰でも分かる】「量子力学」ってなんなの? 詳しい人に聞いてきた【入門編】

読んでいただけましたか? 電子は波でもあるし粒でもある。このことが実は宇宙の学問に適用されるのです。宇宙はみなさんご存知の通りビッグバンによって生まれたと言われています。そのビッグバンから宇宙はいまでも膨張を続けていますが、果たして宇宙はたった一つしかないのでしょうか。

「宇宙はたった一つしかない……? そんなことあたりまえじゃないか」

 

とおっしゃる気持ちは分かります。私たちは実際に宇宙の中で生きていて、その外をみたことがないのですから。しかし、見たことがないものを論理だてて証明しているものはたくさんあります。私たちは目視可能な範囲を逸出した粒子を直接見たことがありません。私たちは十一次元が折りたたまれたブラックホールの内部を見たことがありません。しかし、いずれも化学や物理学によって論証されていることなのです。それと同じように、宇宙多元論が物理学によって囁かれています。  二重スリット実験では(人間などの)観察者による観察が実験結果に影響を及ぼすということになりました。つまり、人間が意識することで粒子の動きが変化したということです。このことを宇宙に置き換えると、人間の意識によっては宇宙は無数に存在しているかもしれないということになるのです。ちなみにこのことを「引き寄せ」と言います。支離滅裂でわけがわからないのは当たり前です。宇宙は地球を含む惑星が恒星を周回する太陽系とその他無数の恒星を周回する惑星と小惑星や隕石で構成された銀河系が無数に集まっている銀河団やボイド(空洞)によって構成されていると言われています。が、人間の意識によって実験結果が変わる二重スリット実験からはそういった科学で考えられてきたことがいっぺんに覆されてしまうのです。シュレーディンガーの猫の話は有名ですよね。青酸が発生する装置と猫を入れた箱があって、装置は青酸が発生するときとそうでない時がある。この場合、猫が死んでしまう確率は二分の一です。箱は音も光も通さなくて、人間はその箱の蓋を開けてみないと装置が発生したのかどうか分からない。つまり、猫が生きている可能性とそうでない可能性の両方が存在するということです。これは人間の主観によるものですが、確率は確率でしか存在しえないということです。つまり宇宙の外に宇宙が存在するという理論も「科学で未だ証明されていないのだからありえない!」というのは確率の話であって現実ではどうか分からないということです。そこで宇宙が無数に存在すると言っても否定することはできるけれど、それが真実かどうかはまだ分からないということです。これは二重スリット実験の結果があるように人間の意識が重要ということであり、転じて人間が宇宙の中心にあるという極論まで叩き出せるわけです。ここまでくると何でもありになっちゃうので科学もあったもんじゃないんですけど、ロマンがありますよね。  ようするに今の科学で分かっていることには限界があるということです。従来の科学を妄信すると色んな可能性の糸口を失いかねません。宇宙を説明できる数式として超弦理論が提示されましたが今はM理論が新しい理論として出てきていますよね。私たちはまだ宇宙を解明していく途中に立っているに過ぎないので、私たちも足を止めずに常に新しい理論に目を向け、まずは否定せずに吟味していくのが必要なのかもしれません。

0コメント

  • 1000 / 1000